自転車旅CAFE

自転車旅を中心とした紀行文、紀行小説

空想自転車旅行 - 播但丹3Days(姫路駅-宮津駅)

 特急はまかぜに乗ったことがない。
 もちろん行ったことのない場所なら当然なんだけど、高校生のときに山陰ワイド周遊券北近畿ワイド周遊券で飽きるほど近畿中国地方を行ったり来たりしたのに、だ。周遊券って急行や特急の自由席に乗れたので、あさしおやまつかぜに乗ったし丹後やだいせんにも乗った。なのにはまかぜには乗っていない。さらには但馬にも乗っていない。
 特急はまかぜ播但線を走る。急行但馬もそうだ。首都圏から向かうとルートが「Z」字状になる。姫路で山陽路を離れ和田山山陰本線につながる播但線は、じっさいには姫路からほぼ真北に向かって進むのだけど、どうも「損」した気分になるのだ。Z字状に見えるルートゆえ。

 

 そうだよ、だから播但線の景色をまったく知らないんだよ、これシンプルに見てみたいよ──。

 

 播但線沿いをゆくルートを考えた。さらには興味の端っこ、、、、、、にいつも引っかかってた丹後半島や伊根の風景もつないでみた。兵庫県は播と但と、さらに京都の丹をめぐる二泊三日の空想旅。それじゃ出かけましょう。

 

 

(Day.1 姫路から城崎温泉へ)

 

 特急はまかぜは大阪から山陽本線を姫路まで走り、姫路から播但線に入る。そんなわけで姫路駅を起点にした。播但線に沿って和田山まで走破したらさらに山陰本線に入る。1日目のゴールを城崎温泉に置いたら、なんと百キロを超えてしまった。──大丈夫か? 走りきれるんだろうか。
 だめなら、輪行離脱だね。鉄道沿いならいつだってそれができる。

 

輪行・ゆき】

東京615--(東海道・山陽新幹線のぞみ3号・博多行)--853新神戸
新神戸858--(山陽新幹線ひかり535号・広島行)--920姫路

 

 なにしろ百キロ超という最近じゃほぼ走ることのない距離だから、できるだけ早い新幹線で行こう。これが東京駅で乗れるいちばん早い列車かな。
 しかしやっぱり新幹線って圧倒されるほど速いなあ。東京を610の普通列車で行く伊豆高原とほとんど変わらない。
 朝が早かったからそうそうにひと眠りする。目を開けるのは安倍川くらいだろうか、いや最近は眠りが浅いから愛鷹山を見る頃には起きるかもしれない。しばらく景色を眺めたら持ってきたパンを食べる。ホットコーヒーを買おう。まずは塩バターフランスパンから。窓の外には727 COSMETICSとか、トキワ南天のど飴とか、いつもの。
 ひかりに乗り継いで姫路。姫路は一昨年、出雲・松江・鳥取を旅した時の帰り道、スーパーはくとから新幹線に乗り換えた駅だ。でも降りるのは初めて。

 

【サイクリングDay1①】

姫路駅950--(県518, 国312)--1055福崎駅
福崎駅1055--(県415, 市道, 県404)--1145寺前駅
寺前駅1145--(県404, 県39, 市道)--1320生野駅

 

 思えば僕が知る特急はまかぜ播但線内をノンストップで走っていた。キハ82でグリーン車も連結していた頃だ。全線が単線の播但線だから行き違いなどの運転停車はあったろうけど、はまかぜが姫路を出ると次は和田山だった。じゃあなぜわざわざ播但線を走るの? と疑問を持ったこともあった。姫路からの新幹線連絡客を山陰へ速達するためだったんだろう。急行但馬があったから、播但線内はそれで拾うというすみ分けなんだと思う。
 でも今、特急はまかぜ播但線内の駅も止まっていく。
 ──というか特急はまかぜが残っていたことに驚いている。廃止されたりリニューアルで別列車になったりせずにあったんだ、まだ。
 急行列車がなくなり、そのぶんの役割も吸収したんだろう。

 

 自転車を組み立てて姫路駅から走り出すとすぐに姫路城が目に入る。新幹線からでもあれだけしっかり見える城だから近づくにつれますます大きく見える。
 その脇を通り過ぎたら、まず最初の停車駅福崎を目指す。国道312号を中心に、並行する県道や市道を織り交ぜつつ。
 この国道312号が播但線と並行する主要道路である。しかも終点の和田山までずっと一緒だ。
 福崎駅を過ぎほどなくして、姫路を1044に発車した特急はまかぜ1号に抜かれるだろう。ステンレスボディに茜色の帯という今ふうながら、外観デザインがどことなくキハ82やキハ181を踏襲したようにも映る。高性能気動車が軽快に、高速で僕を追い越していく。播但線と国道312号と市川が織りなすコラボレーションのなかで。

 

 中国山地の東の端を通る播但線は、山越えルートである。陰陽の境はかつての播磨国但馬国の国境でもあった。現在は同じ兵庫県であるが、神河町朝来市との町界になっている。寺崎駅を出て長谷駅を通過した先がその旧国境、町界であり、生野越えと呼ばれるピークを過ぎる。この区間、国道だけは播但線や市川から離れて生野峠で国境を越える。僕は国道から分かれ市道に入り、線路や市川に並んで生野越えをする。
 そこからはまかぜは少し下って生野駅に入る。いい時間なので僕もこの町で昼食を取ることにしよう。

 

【サイクリングDay1②】

生野駅1410--(国312, 県70, 県104)--1505竹田駅
竹田駅1505--(県104)--1525和田山駅

 

 生野はいい町だ。銀山を構えたここは古くから政府直轄地とされ、栄えた。そんな古き良き時代の影を残す町なみは、建物一軒々々、路地一本々々が今も目を楽しませてくれる。いちいち入って、いちいち止まって、必要以上に写真を撮る。
 そんな生野の町なかを散策していると、姫路で瀬戸内海へと流れ出す市川がいまだ流れている。山越えをして国境も越えて来たというのに。というのも、どうやらここでの中央分水嶺は生野を出て少し先にあるようなのだ。国道312号に国道429号が合流してきた少し先、通称生野北峠なる場所が中央分水嶺に当たる。これを過ぎるとすぐ、円山川の源流がある。城崎の町を流れているあの円山川である。こんなところに源流があるのか──。
 したがってここからは播但線と国道312号と円山川とのコラボレーションである。僕はときどき国道を離れて県道を選ぶ。
 次の特急停車駅、竹田では予定の時間の通りなら上りの大阪行き特急はまかぜ4号とピタリ出合えるだろう。なかなか駅停車中の特急列車にお目にかかれるなんてないから、遅れてるようなら頑張って走ろう。
 最近とみに有名になった天空の城・竹田城跡の竹田がここだ。でも僕は雲海に浮かぶ山城跡よりも駅前から広がる寺町通りの趣が好きだ。竹田城跡の大ブレイクのおかげもあってかきれいに、かつ整理整頓されすぎている印象はあるけど。寺町を楽しみつつ、竹田城跡までは上っていく余力も時間もないからパスする。

 

 和田山に入ると播但線は160度くらいカーブして山陰本線に合流する。
 かつては十数両もの編成だった長大な特急列車を止めていた、長いプラットホームが見られるのだろう。

 

【サイクリングDay1③】

和田山駅1525--(市道, 県255, 国312)--1610八鹿駅
八鹿駅1610--(国312, 市道)--1645江原駅
江原駅1645--(国312, 市道)--1720豊岡駅
豊岡駅1720--(市道, 県3)--1755城崎温泉駅
城崎温泉駅1755--(県9)--1800城崎温泉

 

 特急はまかぜはここから山陰本線に入って山陰路を駆け抜ける。
 線路は山陰本線となるが、国道は変わらず312号、河川も円山川だ。国道312号は豊岡まで一緒に行く。
 養父駅を過ぎ、八鹿に向かう川沿いの大きなカーブの途中、特急こうのとり22号とすれ違う。はまかぜとは違いこちらは電車特急。福知山線をまわって大阪へ行く。
 福知山線経由の特急となると、僕のなかでは特急まつかぜで止まってしまっている。なにしろ山陰本線を走り切り、関門トンネルさえくぐって博多に向かうような驚異のロングラン特急だったのだ。古い気動車キハ82が煙を上げて海底トンネルをくぐり、800キロ近い距離を毎日々々走っていた。そりゃ記憶に刻まれるのは仕方ない。
 こうのとり城崎温泉までの電車特急。名前もすっかり僕には入ってこない。

 

 豊岡を過ぎて上り特急はまかぜ6号とすれ違うと城崎はもうすぐ。距離もかさんでもう走りたくないって思ってるから、自分の意識を蹴飛ばしながら行かないと宿に着くのが遅れちゃう。
 でも夕刻の城崎温泉大谿おおたに川に沿った通りと温泉街の風情はどうだ。むしろこの時間に到着してよかったのかもしれない。
 ここで一泊。城崎温泉
 それでは素敵な夜を。

 

 

(Day.2 城崎温泉から伊根へ)

 

 宿の食事が早く済ませられたら外湯めぐりをしよう。外湯はだいたい7時から始まる。
 朝の城崎温泉の道もまたいい。静かなうえ、空気がリセットされている。歩くだけで気分がいい。
 高校生のひとり旅とき、旅の途中で知り合った人に「これから城崎に外湯めぐりに行くの。一緒にどう?」と声をかけられた。僕は周遊券を持っていて移動には問題なかったし、若くて旅に貪欲だったこともあって、ほかのひとり旅の人の旅のスタイルを取り入れるのも新鮮だった。古くてきしむ客車列車に乗って城崎へ向かい、そして僕は外湯というものを初めて知る。それまで温泉というものは泊った温泉旅館で入るもの、その旅館の風呂が温泉だという概念だった。さらには家族旅行で行くところでしかなかった。行かされるところでしかなかった。僕はこの旅で外湯と呼ばれる共同浴場を知り、さらに何軒も入ってまわる「湯めぐり」という楽しみ方を知った。なにより、温泉に対して能動的に楽しむことを知った。
 それがここ城崎温泉だった。何軒の外湯に入ったかさえ覚えていないし、記憶はもうほぼ消えかかっている。僕の温泉の原点になった場所。おそらく外湯は一軒も変わっていない。

 

 宿に戻り荷をまとめチェックアウトする。今日の旅を始めよう。

 

【サイクリングDay2①】

城崎温泉900--(県9, 県11, 市道)--1005河内
河内1005--(府49, 市道, 国178)--1040夕日ヶ浦温泉

 

 丹後半島を走るので一路東へ。
 本当なら円山川の河口に近い気比けひの町から海岸線に近いところを行ってみたいのだけど、気比からの県道122号が府県境部で分断道路になっている。地理院地図で県道府道両者をつないでいる線はあるのだけど、破線──登山道である。
 やむを得ないので城崎から県道9号で東へ。久美浜湾の河内かつちの町を目指す。かつちとは、相当な難読地名だ。
 この河内へ至るまでにふたつも峠を越えなくちゃならない。飯谷はんだに峠と三原峠。たいして高い峠ではないにしても、城崎を出ていきなりの上りになる。ひとつ目を越えて一度ゼロまで降下しふたつ目を上る。このふたつめの三原峠が兵庫と京都の府県境である。旧国名でいう丹後に入る。
 河内は久美浜湾に面した町で、ここから府道49号に乗って久美浜湾をぐるっと右回りしていく。
 久美浜湾は、湾と称しているものの潟湖せきこで、サロマ湖八郎潟、僕のなじみ深いところで霞ケ浦の仲間である。
 府道49号は海岸線──「湾」というから海岸としよう──ギリギリを走り、久美浜湾を楽しめる。河内の町を離れるとセンターラインのない1.5車線幅の細い道になる。なんて味わい深いんだろう、舗装林道のようだ。まるで猪苗代湖岸の林道を静かに楽しんでいるみたいだ。これが府道49号、2桁の数字は府道の中でも主要地方道のくくりになる。
 湾と日本海とをつなぐ久美谷川を湊大橋という橋で渡り、湾の北岸を行く。その久美浜湾もやがて離れ、京都丹後鉄道の宮豊線が近づいてくる。でも線路は見つけられないだろう。一帯日本海に近いこともあって防風林・防砂林の類が多く風景が広がらないから。おまけに非電化の宮豊線は目印になる架線や架線柱が目印にならないから見つけづらい。
 川を渡って町が広がったら夕日ヶ浦温泉である。

 

【サイクリングDay2②】

夕日ヶ浦温泉1045--(府665, 市道)--1200網野
網野1250--(国178)--1415久僧
久僧1415--(国178)--1445経ヶ岬

 

 夕日ヶ浦からは海岸段丘の地形を走ってく。道は入り組み、アップダウンが多くなる。五色浜という美しい海岸や最北子午線塔なる東経135度子午線での最北の地を通過する。いずれの場所も道から離れるので、時間に余裕があるなら行くっていうくらいにしておく。
 坂を下るとかつての網野の町に入る。時間的にもこの町で昼食にしよう。
 町なかにある離湖はなれこは、京都府内で最大の淡水湖だそうだ。とはいうものの湾がふさがれてできた潟湖で、成り立ちは久美浜湾と同じだ。
 ふたたび海岸段丘のアップダウンを走る。鳴き砂で僕も名前を知っていた琴引浜を過ぎ、一度間人たいざという町まで下る。そして坂を上りつつ立岩、屏風岩、丹後松島といった、海と海岸と海岸線だけを素材にした異空間が続く。ビーチはどこまでも美しく、断崖岩礁は明媚だ。そもそもビーチというと富士山の火山灰に埋まった関東の黒い砂浜が基準の僕にとって、砂の色にも海の色にも格段に差があるのだ。
 平から久僧きゅうそといった海岸線の町を抜ける。午後も真ん中、この辺でお茶でもできたらいいなと思う。ただ時間が稼げていたらの話。行程表にオンタイムならそのまま行くしかない。

 

 丹後半島最北端を経ヶ岬きょうがみさきという。灯台が建ち、日本海の海原に突き出た岬は寄っておきたいところだけど、ここも時間次第か。国道から離れ、坂を上りつつピストンで行って帰ってこなくちゃならないルート。駐車場まで1キロと展望台までそこから歩いて同じくらいはありそう。全行程1時間弱……さすがに厳しいか。悩むところ。

 

【サイクリングDay2③】

経ヶ岬1445--(国178, 府623)--1515本庄浜
本庄浜1515--(市道)--1545泊
泊1545--(市道)--1645伊根

 

 海はどこまでも美しい。でも海岸線ばかりを走っていると飽きてくる、、、、、
 僕は退屈に走る。しかし退屈な時間って大事なのだ。感情の変化も持たず、何の感想も思い浮かばない時間。ペダルを漕いで走るという行為を淡々と続け、時間を進めるだけの行為ながら、それはもはや日常じゃない。すでに感覚や感受性が高い数値まで上がっているなかでの時間の浪費、、、、、だ。
 そんなことに気づいたのは最近だ。渋峠磐梯吾妻スカイラインのような上りきったらそこにある絶景に、みなと同じように魅せられていた。木々に囲まれるばかりで眺望の開けない道を「ハズレ」とさえ思っていた。でもいつからか、そんな風景の変わらない道を走って退屈だった一日に心地よさを覚えることに気づいたのだ。
 海もまた、そうだ。

 

 海は若狭湾である。天気が良かったら小浜や敦賀、福井のほうまで見通せるんだろうか。さすがに無理か。
 本庄浜で国道を離れ、さらに海岸線を行く。
 伊根に着くころにはどうしたって夕方になってしまうだろう。舟屋が、見たことない入り江の町の風景が、茜色に染まる。
 今日はここで泊る。波の音も静かな海の町で。

 

 

(Day.3 伊根から宮津へ)

 

【サイクリングDay3】

伊根0805--(国178)--0850岩ケ鼻局
岩ケ鼻局0850--(国178)--0925天橋立
天橋立局0925--(天橋立松林)--0945天橋立駅
天橋立駅0945--(府2, 国178)--1000宮津駅

 

 静かな海を左手に見ながら帰路に就く。若狭湾を望む国道178号は最高のシーサイドラインといえるかもしれない。岩ケ鼻を過ぎ、日置が近づいてくると宮津から伸びる栗田半島が見えてくる。
 狭まってくる宮津湾、その静かな海に心落ち着きつつも、少しばかり焦る。宮津駅10時到着を目指しているからだ。
 だから天橋立の松林を通るのも観光じゃない。今回ばかりはショートカットだ。
 僕なりの頑張りペースを維持し、24.5キロを2時間弱で走りきる。
 なんだか僕はこういうパターンが多いなと笑う。最終日、最後の自転車はゆっくりしたっていいのに、最後がいちばん焦って乗っていることが多いような気がする。

 

輪行・かえり】

宮津1027(京都丹後鉄道宮福線・福知山行)1125福知山
福知山1154(山陰本線・園部行)1314園部
園部1317(山陰本線快速・京都行)1352京都
京都1400(東海道本線新快速・近江塩津行)1453米原
米原1500(東海道本線・大垣行)1535大垣
大垣1541(東海道本線新快速・豊橋行)1711豊橋
豊橋1723(東海道本線掛川行)1758浜松
浜松1808(東海道本線・熱海行)2016沼津
沼津2038(東海道本線・宇都宮行)2239東京

 

 宮津に出たのは宮福線に乗るためだった。
 僕が北近畿ワイド周遊券で回ったときはまだ国鉄宮津線で、西舞鶴から宮津を通り豊岡までを結ぶ一本の路線だった。地域事情に疎かったこともあって、宮津と福知山を鉄道で結ぼうという動きがあることも、宮福鉄道という会社があったことも知らなかった。
 今はこの宮津と福知山のあいだが鉄道で結ばれている。これに乗って帰ろうと思った。
 この宮福線からの乗り継ぎを調べていたら、10時台の宮津からの列車に乗ると普通列車だけで(!)帰れることがわかったのだ。
 宮福線に乗ってみるだけなら、もっとゆっくりしていてもよかった。でも宮津から家まで普通列車だけで輪行する! これだって醍醐味なんじゃないかって思ったわけだ。
 もはや変わり者の域すら脱している。でもまたよし。これぞひとり旅、誰にも気を使わずに。そしてさんざん楽しんで帰ろう。

 

 架線の張られた全線電化の宮福線をゆく、福知山行きの気動車が入ってきた。
 またこれも、旅のはじまり。

 

 

※ サイクリングのタイムテーブルは、僕のふだんからのおおよそのペース、じっさいの力量をもとに設定しています。多くの自転車乗りの方であれば、これらルートを数時間早く走り切れると思います。

※ 作成したルートはAllTrailsのページからダウンロードできるようになっていますが、GPSies時代と変わってアカウント登録しないとダウンロードはできないようです。ルートを手に入れたい場合は恐れ入りますがアカウント登録してみてください。

 

 

 それでは、また自転車に自由に乗れる日が来ることを楽しみにして。