自転車旅CAFE

自転車を中心とした、旅のエッセイ

雑記

京成電車はどこの駅まで先行するか

京成沿線での仕事を取り、京成電車に乗って通う機会を得た。プライベートを含めてもなかなか乗ることのなかった鉄道なので、興味を持ちながら通勤している。 まずすぐに気付いたのが、列車種別の「普通」と呼称の「各駅停車」。ああこれ東武と同じなんだって…

旅と食事

偏食ではないのだけど、食事は偏るほうかもしれない。食にこだわりがなく、それがゆえ旅に出ても、わざわざ食の情報を集めたり、土地々々での名物を選んで食べたりすることがあまりなくて、どこへ行こうとふだんと変わらないようなものばかりを食べるので、…

発見ともの忘れ

地図を見ていてぞくぞくするような瞬間っていうのが、思いもかけない場所と場所とが道でつながっていること、それを発見したとき。 それがゆえに自転車に乗っているっていうのは過言じゃなくて、自分のインタレストのなかでけっこうな高い比率を占めると思う…

まちの洋食屋──市道となったかつての幹線道──

まちの洋食屋が好きだ。 多くは古くからある店で、個人店の割合も高い。個人店だと今や年齢も高くなっていて、老夫婦でやっていることも少なくない。想像するに、最近始めた洋食屋であれば大なり小なりチェーン店がどうしたって多いし、若い人が個人店を始め…

酉の市

取り立てて信仰心があるわけでもなく、すがるほどの神仏を求めているわけでもないのだけど、なぜか毎年毎年、酉の市には来るようになった。もう習慣のようなもの。 会社員をやめるときに、「商いに恵まれますように」といった軽い気持と、「なんか知らんけど…

この旅にストーリーはあるか

ここのところの変わりやすい天気に押されていたこともあって、旅に出ようとしても直前に計画変更することが多かった。出向く先を180度違った方向にしてみたり、前日の夜になってルートを引き直したり。 もちろん急ごしらえだっていいのだ。あわてて作った…

東武鬼怒川線の乗りづらさ

この前のサイクリングで川俣温泉から山王林道へ出かけたとき、行きの東武電車を下今市で降りた。 結果的にここから県道で大笹牧場を抜け、旧栗山村の黒部ダムへ抜けたのだけど、これは輪行で降りた駅が下今市だったからだ。大笹牧場に好んで上りたかったわけ…

梅雨明け

関東甲信地方の梅雨が明けた。 なんでも平年より22日も早いんだとか。 それよか梅雨に入った印象すら薄かったけど。 まあお天道様のやることに口出ししても仕方ないし、何が変わるわけでもないから、事実を事実として受け止めよう。渇水だとか、そうであっ…

彼女がいなくなった風

その人はツイッターでのフォロー/フォロワーだった。 僕のツイッターでの関係者は自転車つながりか旅つながりが大半で、彼女もきっかけは自転車だった。もっともクロスバイクでときどき──それは月に一度もなかったんじゃないだろうか──近所を走る程度の自転…

輪行で、降りる駅、乗る駅

輪行でどこかの駅までアプローチしてサイクリングをするのは、いろんな土地を走りたいから。遠い土地であれば、そこまで走っていくことに無理があったり、それで時間や体力を費やしてしまうわけで、走ることができない場所が輪行によってサイクリング可能な…

信越本線・横軽の鉄路

はじめて信越本線に乗り、横軽(横川-軽井沢駅間、碓氷峠越えの通称)を越えたのは、小学校高学年の頃だった。そしてはじめて国鉄特急に乗ったのもこのときだった。連休の家族旅行で、父の会社の保養所があった志賀高原を訪れるため、L特急あさまに乗って…

愛媛に、行きたい

母の故郷が愛媛県松山市だったことから、子供のころは何度も出かけてた。 僕の故郷ではないけど、母に連れられて松山に行くことは、僕にとってもちょっとした里帰りの気分だった。 母が亡くなってからは行く機会もぱったり減り、20代以降行ったことは数え…

各駅停車、普通、各停

小田急で輪行した。 輪行はそれなりに遠い場所まで行くので、急行か快速急行に乗っている。それ以外の種別には乗る機会がまずないかな。結局は急行や快速急行に抜かれてしまうから。準急や各停。 小田急は各駅停車を「各停」と表記していた。列車の方向幕も…

三国峠-これって、さんごくとうげ? みくにとうげ?

まず場所を特定しないといけない。なぜなら全国各所にこの名の峠があるからだ。似たようなもので山伏峠なんかもそう。ありがちな名前だ。 今回書いているのは、山梨県と神奈川県との県境、県道730号線にある三国峠。この読み方がわからなかった。 別に、…

春が始まる、春を始める

しばらくツイッターにログインすることをやめて、そうするとなるほど時間がたくさんできて──SNS疲れ、とか検索すると出てくるやつを見ていると、まあとにかくログインするなとか、いっそアカウントを消してしまえとかいうそれで、別にツイッターに疲れた…

蓄電池車と東武特急リバティ

先日、久しぶりに栃木県北、烏山や馬頭といったあたりを自転車で走った。 県道すら田舎道でいい感じ。龍門の滝に立ち寄って、滝駅から烏山駅までの線路沿いの道を走った。この道、短いながら好きだ。 さてこのとき、滝駅の目の前の踏切を通過した。烏山線は…

B級グルメや観光戦略

僕はいわゆる「定食屋」や「洋食屋」が好きで、旅先でもそういうたぐいの店に入る。生姜焼きやチキンカツ、オムライスやハンバーグのような定番、ときに地のものに興味がわけばそのメニューを頼むこともある。でも定番系がけっこう好き。テレ東の路線バスシ…

凍結の滝、呼び込み駐車場

今年の冬は本当に寒くって、出かけるのにもなかなか腰が上がらない。自転車はフレームに触るだけで冷たいし、空気を入れたり注油したりという一連の準備さえ、走るときの寒さを想像して面倒に思えてしまう。 ガンガンに暖房して薄着で過ごすのが嫌いじゃない…

雪で思い出したこと

また雪になるみたい。都内で降っていた雨は、越谷に戻ってきたらみぞれまじりになっていた。 明日、また電車が混乱するのかな。◆ もう20年以上前になる。 同じような真冬のさなか、金沢で仕事があった。 当時は北陸新幹線はおろか、長野新幹線もなければほ…

冬の18きっぷ

年に三度発売される青春18きっぷのうち、もっとも期間の短いのが冬の18きっぷ。今回はけっこう買うべきかどうか迷ってしまった。 利用期間が12月10日から翌年1月10日までの31日間。春の40日間、夏の62日間と比べて短いし、お正月休みを挟む…

コーヒー・ドリッパー

ふだん、いただきものなどない僕だけど、この年の瀬にひょんなことからいただきものに巡り合った。コーヒードリッパーだった。 コーヒーを入れるときはたいてい安物のコーヒーメーカーを使っていて、とはいうもののカップに直接落とせて手軽なののと、ペーパ…

輪行に使うお得なきっぷ

輪行でばかりサイクリングに出かけるもので、回数を重ねれば交通費もなかなかバカにならない。だからできる限り交通費を節約してそのぶんをもう一回の輪行旅に使えればいいなと考えるわけである。 今回は僕が良く使う、あるいは気になっているおとくなきっぷ…

遠近両用のアイウェアをかけてみた

先日できあがった、遠近両用レンズを入れたスポーツグラス。インナーレンズをはめ込むタイプのメガネは初めいくつかの不安を感じたけど、思いきってしまえば「どうにかなるだろ」って気分になれた。結局1万5千円かかって作ったメガネを、せっかくのサイク…

遠近両用のアイウェア

僕は近眼である。 確か高校生のころには0.1が見えなくなって、ずっとメガネかコンタクトで生活を送ってきた。 若いころは見た目も気にして──気にするほどの見た目じゃないけど、その当時メガネはバリエーションも少なく、合うものがほぼなかったこともあ…

空模様

もうしばらく自転車に乗っていない。週末に限って雨だから。 こればかりは天に逆らうわけにもいかず、誰に文句を言うわけにもいかず、ただ指をくわえるばかり。仕方ないね。 夏もそうだった。7月の終わりから8月にかけて、いつだって天気を気にしてた。一…

ハイセイコー食堂

ネーミングと看板と建屋の三位一体が紛れもなく定食屋だ。疑う余地なし。栃木県日光市、国道121号。龍王峡を経て鬼怒川に向かう上り線でこれが目に飛び込んでくる。 僕がこの店を目にして、記憶にとどめてもう30年になる。 塩原や鶏頂山あるいは会津高…

スマートフォンを持って旅をすること

今や携帯電話を持って歩くことは当たり前になってしまった。特にサイクリングや旅に出ようとするなら絶対的携行品と言える。サイクリング時の持ちものを示したサイトでも必ずそうなってる。 携帯電話が普及することで公衆電話の数など激減してしまったし、電…

筋膜リリースとストレッチポール

僕はつねづねちょうけい靭帯炎に悩まされていて、どういうときにか特定できないのだけどひざの外側が痛くてどうしようもなくなることがある。 ストレッチしたり歩き方から変えてみたり、まあいろいろとやってみているのだけど、効果のあるものもあれば怪しい…

長い休みと長い雨

今やっている仕事の関係で、いわゆるお盆休み週がまるまる休みになった。 ただそれは逆に言うと、ほかに振り替えようもない、無条件の休みだった。 長い休みだ。 なかなかある機会でもないから自転車を持ってどこかへ出かけようかと考えた。思うところはいろ…

もう18きっぷの季節

もう、というのは別に年を取ったから月日の経過が早くって、とかそんなことを言うんじゃなくて、ただ単に夏の18きっぷの計画をひとつも考えずに発売の時期を迎えてしまった、ということ。 梅雨に入ってからも──それなりにムシムシする日はあるけれど──極端…