自転車旅CAFE

自転車を中心とした、旅のエッセイ

10日間天気収集エクセルマクロ(改)

まったく個人的なツールで、僕(とごく一部のお知り合い)以外は使っている人いないと思うのですが……、こうやって見える場所にアップしていたこともあり、日本気象協会のページの変更に合わせて直したので記事にしておきます。 日本気象協会(tenki.jp)の1…

この自転車で砂利道行くんですか?

僕は自分の自転車をロードバイクと呼ばない。速く走らないし競技もしない。レースはもちろん、ブルベもイベントも出ない。クラブに入ったりチームを組んだりすることもない。人と走ることもあまりないうえ、人と走ることに慣れていない。手信号とか出さない…

沼田河岸段丘・望郷ライン(Jun-2019)

雨が降った。マジか、と思った。雨粒が落ちて、身体に自転車に当たったとき、一時的なものであれと祈ったのだけど、天にやさしさはなかった。ポツリポツリがやがてシトシトとなり、ザァザとなった。ときにヘルメットに当たってばちばちと音を立てた。雨水が…

白河から黒磯へ(Jun-2019)

会津田島から山を越え、白河まで下ってきた僕は、西郷(にしごう)村で気分よくラーメンを食べていた。時間もそれほど遅くなかったし、新白河から輪行して帰ろうかと思ったのだけど、もう少し走ってもいいなと思った。 天気は羽鳥湖あたりからずっと分厚い曇…

南会津から天栄村、白河へ(Jun-2019)

南会津は遠い。会津田島の駅に降り立ち、自転車を組んでもう10時だ。むしろ東北新幹線を郡山で降り、磐越西線で向かう会津若松のほうが時間距離でいうと近い。そもそも野岩鉄道が開通し、鉄道路線が首都圏と直結したのが1986年、いっぽう道路のほうは…

雑誌・中古車情報と林道

かつて中古車情報っていう雑誌があった(はず)。たぶん正式には「月刊自家用車 別冊中古車情報」とかいう名前で、そうはいいつつこちらも定期の月刊誌として刊行されていた。 こんな雑誌を毎月買ってはむさぼるように読んでいたのは、免許を取り、何のこと…

週末どこへ出かけようか

僕はサイクリングに出かけるにあたり、わりとルートを厳密に引くほうだと思う。ここでも何度か書いたとおり、「ルートの物語性」を思い描き、それを大事にしながら組み立て、風景や展開を想像してルートを引いている。できあがるころには、細かな路地一本に…

行けるの? それとも行けないの?

地図を見ていると思わずゾクッとする道がある。 サイクリングのルートを作っているときなんかに見つけてしまうと、ルートを引くよりもその道の情報をほうぼう探してしまい、いつまでたってもルートを作り終えないなんてことになる。あるいは目的地探しにツー…

赤城南面千本桜

赤城山から下ってきた道の途中、ルートを引いているときに「千本桜」の文字を目にした。はじめ、別の県道でルーティングしていたのだけど、何となくその文字に惹かれ、いささか他の道より心もとない、一本の直線路に引きなおした。 確かに桜が咲けば多少なり…

利根川の原風景と赤城山(May-2019)

ああ先週も乗ったなあと高崎線から上越線へ。なにをしているんだいったい、という気にはならなくて、同じ方面同じような場所に立て続けに行くっていうことが僕にはけっこうあって、全然気にしない。むしろ先週と同じ乗り継ぎは印象が残っているし勝手がわか…

下ハンが握りづらい方へ

僕は坂を下るとき、下ハンを握っています。 下ハンってのもまた俗な言葉ですが、ドロップハンドルのアーチ下側ですね。乗っている方には説明も不要と思いますが。 僕が下ハンを握っているのは、前傾を深くして空気抵抗を極限までそぎ、高速で走るためではあ…

利根川源流めぐり(May-2019)

坤六(こんろく)峠という峠がある。群馬県北、県道63号水上片品線が町界で越える峠である。以前から訪れてみたいと思っていた場所で、でもなかなか行けずにいた。いろいろな踏ん切りが必要な場所だった。たとえば、その日のルート長がそれなりに長くなる…

ビワイチ(May-2019)

そもそも僕が自ら〇〇イチなどという達成目的のサイクリングを計画するということはまずなく──どこかの島に出かけたり、湖をめぐろうとか、結果的にルートが一周になることはあれど──、したがって琵琶湖を一周したいなどという発想で事が始まるのは、他人(…

弾丸出発

お天気、狙いを外したなあ。 ほんの少しでも、少しでいいから好転してくれるとうれしいのだけど。 年に数回いい出す妻の気まぐれ自転車は今回が本番。おとといの前哨戦サイクリングを経て、いざ出発。 今回は、ビワイチ。 気まぐれに乗る程度なので走り切れ…

箱根やまなみ林道・箱根山林道(Apr-2019)

つまらない、退屈な道。 それが箱根やまなみ林道の情報を収集していておおむね得られた情報だった。情報源の多くは自転車か、バイクか、ジムニー乗り。木々に囲まれた見晴らしのない林道は誰の目にも魅力に欠けるようだった。上りきれば360度の遠景を望む…

上天の道、上天の茶室 - 粟谷松田林道、行道山浄因寺(Apr-2019)

最初に断っておかなくちゃいけない。 行先は志賀草津道路でも磐梯吾妻スカイラインでも富士スバルラインでもない。稜線道路でも高原道路でもなければ、須藤英一氏の名著日本百名道に取り上げられるような絶景道路でもない。標高だって二千、千、いやいやそん…

桜・菜の花・いすみ鉄道サイクリング(Apr-2019)

暖かい。暖かくなった。僕の待ち望んでいた春が来た。出かけるのにふさわしい。こんな日だから出かけよう。 車に自転車を無造作に積み込んだ。自転車一台だからバラしもせずそのまま、後ろの席を全部倒して。窓を開けて走るにはまだ少し肌寒い。6時台に出ら…

中津川で栗きんとんを買い、名古屋できしめんを食べる鉄旅(Mar-2019)

長い長い下り坂を、抑速ブレーキで下っていた。電車の大きな窓から、曇った空と霞んだ空気ではっきりしない甲府盆地の風景を望み、それはさながら映画スクリーンのようだった。残念な天気ではあったけど、見通しが利かなくても、僕はこの風景が好きだ。中央…

マイ輪行ノウハウ - エンド金具がずれたり動いたり

引き続き、輪行に関して僕がふだんやっている独断のやり方のご紹介、小ネタシリーズです。 縦型収納の場合、エンド金具が必要です。リアエンド、つまりリアディレーラーがついている箇所を下にしようというのだから、どうしたって保護具がいりますよね。 こ…

昇仙峡・ホッチ峠・中央本線沿線(Mar-2019)

春になると山梨に行きたくなるのか。 振り返ってみると去年も3月に早川町に出かけている。 山梨に限った話じゃないんだと思う。ようは冬のあいだ凍結や雪で山に行くことができないから、そろそろ山の風景が見たいって考え始める季節なのだ。といってもまだ…

マイ輪行ノウハウ - デッド・スペースに入れてしまう

前回、輪行での車輪収納に関して、僕がふだんやっている独断のやり方を紹介しましたが、少し小ネタも書こうと思います。たいした話じゃありませんが。 輪行袋はハンドルを曲げて(折って)収納することがほとんどだと思います。その方が横幅の張り出しが少な…

マイ輪行ノウハウ - 薄く収納し、自転車をきちんと立たせる

ごくまれに、僕が輪行のとき収納しているようすを見て、「えっ!?」といわれることがあります。輪行ばかりするので、そのなかで編み出した自分なりのやりかたなわけですが、輪行袋のメーカーはこのやりかたをしません。説明書にある内容とは違いますが、ご…

最終カードは切らない

「大手町君っ、また──」 任パト(任意パトロール)からカナエが本部基地に戻ってきたとき、すでに大手町も自席のモニターで状況を把握していた。「ああ、今週末だろ。今見ていたところだ」「そう。また、週末だけが雨の予報になったわ。街も騒ぎになり始めて…

眠いから帰って寝る

土曜日はいわゆる「降る降る詐欺」で、確かに夕方多少の雨に見舞われたけど、考えてたサイクリングには行ける天気だった。家のことと、いつでもいいのだけどいつかやらなきゃならない付き合い系社交辞令系の用事を済ませ、結局夜になった。 土曜日が悪くて日…

雨の絶景ロード / 風早峠・西天城高原道路(Mar-2019)

もともと天気に恵まれていた日ではなく、雨が予報に現れている日だった。早いうちからそうだったから、あきらめてまたの機会にすることを内心考えてた。じゃあまたの機会っていったいいつなんだ? 延期とは重荷を背負い直すこと。都合を確認し、もう一度日程…

自転車に乗らなくていい日

週が明けると早速週間天気予報を見つつ次の週末はどうしようなどと考えはじめる。予報が晴れで、確度が高ければ、心配なく行きたいところをチョイスする。理想的な週の過ごし方だ。しかしながらそんなハッピーなことなどむしろまれで、天気に恵まれないこと…

自転車車載と鷲子山上神社(Feb-2019)

本殿とは別の鳥居から階段を上がった先に金色をした大フクロウがあった。参道に覆いかぶさるように大きいもので、しかしながら僕から見たらそれは神々しくも神秘的でも神通力を感じさせるものでもなかった。金色の張りぼて。フクロウをデフォルメした何かの…

クロモリ自転車と木製バット

ああしかしこの前の週末サイクリングはいったいどうしてしまったというのでしょう。走ることができなくて嫌な疲ればかりがたまってしまって。サイクリング自体は楽しかったのに、走ることを途中で断念せざるを得なくて行程を切り上げてしまうことになり、本…

房総縦走曇天模様(Feb-2019)

房総はかつての律令国時代の安房、上総、下総の「房」と「総」を取ったもので、房総三国という呼び名もあった。いってみればそもそも千葉県全域を網羅する総称である。しかし近年、房総半島という固有名詞のほうがむしろ耳にする機会も多く、房総といえば房…

青春18きっぷ・2019

まあ例年この時期にはなるんだけど、ようやく今年の18きっぷの詳細が発表された。利用期間は例年と変わらず。この利用期間と、発売されることそのものがわかれば、まず僕にとってはオッケーだ。 利用期間はこうだ。 春:2019年3月1日(金)~2019年4月1…