GIOS GRESSの8速化(本末転倒)
8速化の完了した自転車は、交換をしなかったクランクセットをそのままにした結果、8速用チェーンが使えず、これまでの10速用チェーンを入れたまま乗っていた(→前回記事:GIOS GRESSの8速化(その後) )。
しかしこれでは完結ではないと、いらぬ潜在意識が根強く、ひそかに対応できるクランクセットを探し続けていた。
中古で、探し出した。
ティアグラ、9速用FC-4550を手に入れた。
本当なら8速用クランクセットがいいに決まってる。じっさい、このクランクをセットし、8速用チェーンをかけてみたら、インナー×トップの組み合わせでアウターチェーンリングに微妙にこすれる。こすれるとはいっても10速用FC-R600に8速用チェーンをかけたときとは違い、気にならない程度ではあるけど。
これでいってみようか。家のなかでああだこうだ、これはよくないと言っていても始まらない。まずは乗らなきゃ。ちいさな不都合や不具合はしばらく乗って、そして考えよう。
しかし、すべての部品が安く、耐久性もある8速のコンポーネントにすることで、維持費の削減をねらって始めたことなのに、思いのほか買い増ししたものがあって、何とも言えない「本末転倒」な気分だな。