自転車旅CAFE

自転車を中心とした、旅のエッセイ

休日お出かけパス

 久しぶりに買った。

 かつてのホリデーパスからこのきっぷに変わってから買う機会が減った。現在2,670円。この値段でメリットを出すのが難しくなったっていうのもある。

 ホリデーパスだったころは2,300円だった。値段としてもわかりやすかった。18きっぷの1回分の値段と一緒だから。これだと気持ちのうえでも「だいたいここまで行くときであれば元が取れるかなあ」などとかなり緩い決断をしていた。

 でもこれが休日お出かけパスとして2,600円になったとき、これは高くないか? と思うようになった。

 フリーエリアは確かに広がった。──と言ってもそれほど詳しくは知らなくて、東海道線が平塚から小田原まで伸びたこと、房総の久留里線が入ったことくらいだ。

 平塚までの往復と小田原までの往復の差額と、この両きっぷの差額300円は確か同じくらいで、じゃあ小田原まで行こうとなれば実は小田急輪行するほうが安くなったりする。──もちろん時間とのトレードオフはあるけれど。まして久留里線なんかあえて乗りに行く線であって、輪行や交通手段として使うのにそれほど便利な路線じゃない。

 そんなわけですっかり買わなくなってしまっていた。

 

 

 今回、上野原や大月に行って帰ってくるのにあたって試しに計算してみた。秋に中央本線輪行で行ったときはもう試算もせずそのままパスモで乗った。でも試算くらいしてみてもいいかなと。

 で、計算してみると僕の住む越谷からだとほぼトントン。帰りがエリア外の甲斐大和から乗ることになる可能性を含めても、甲斐大和から大月までの単独のきっぷを加えた場合と甲斐大和から一枚のきっぷとして(つまりパスモ乗車で)乗ることとこれまた差が出ない。休日お出かけパスだと出口の有人改札で二枚のきっぷを出す(休日お出かけパスはまだその日使えるから、出して渡すんじゃなく見せるだけか)わずらわしさが余計かな。

 基本的には距離が長くなるように一枚のきっぷとしたほうが安くなる場合がほとんど。でもごくまれに同一の区間でも分割してきっぷを買ったほうが安くなることがある。僕にはどういう場合にそうなるのかがわからないから、いちいち具体的な区間で試算してみるしかない。パスモじゃ分割ができないから、あと精算ができるようにあらかじめ途中駅までのきっぷがいる。

 そんないろいろなことを考えつつ、結果トントンだとわかったので、今回は買ってみることにした。トントンだから買わない、という選択肢もある。もうそれは気分だね。つまり今回は買おうという気分になったってことだ。

 なんだかきっぷの話をしていたら鉄道の旅に行きたくなっちゃったよ。