自転車旅CAFE

自転車旅を中心とした紀行文、紀行小説

GPSiesでグーグルマップが使えなくなった

 今現在だけのことだろうか。

 

 僕がルートを引くのにメインで使っているサービス、GPSies──ずっと読み方がわからずにいたのだけど、ジプシーズ(gypsies)と読んでくれ、といっているのを最近知った──は、ルート作成のときにベースに使う地図が選択できる。そのうちのひとつにグーグルマップがあって、僕はいつもそれを選択していた。

 

 昨日(10月3日)の朝方は確か、使えていた気がする。お昼ごろ、ルートを引こうかとアクセスしたとき、初期表示されたのはOSM(Open Street Map)だった。この初期表示、何が起因かわからないけれどよく勝手に変わってしまうので、いつものように地図を切り替えようとしたら、グーグルマップがなくなっていた。

 

 

 おそらくGPSIesの自動ルーティングはOSMを使っていると思われる。グーグルマップで表示されない道でもOSMにある道なら選択してくれるし、グーグルマップで見えている道もOSMに載っていなければ選択されないから、存在する道だと確認できたならあとはわざわざ手動で引かなくちゃならない。だからルートを引くといううえでは、OSMが見た目とルーティングに関して最もマッチする組み合わせだっていえる。
 それと僕のガーミンで表示に使っている地図もOSMなので、ルートを引くことから、それを見て走ることまで、OSMで網羅するのに何ら不便はないわけだ。

 

 ただ僕がルートを作るさいにグーグルマップを使っていたのにはわけがあった。地図にあるその圧倒的な情報量だ。
 いつもルートを引くのと同時にポイントを設定している。GPXでいうウェイポイントっていうやつである。それを置くときに、グーグルマップの情報量が強力な武器なのだ。
 ポイントを置くのは主に、食事をするところ、見どころや観光スポット、補給や休憩の少ない土地に行くときはコンビニや商店など。トイレさえなさそうな道はそれもポイントも入れるようにしている。
 グーグルマップを選択していれば、道路端のあらゆるものがピン、、を立てて載っている。GPSiesはグーグルマップ本体じゃないから、そのピンをクリックすると情報や属性が表示されるって機能はないけど、作成中にウェイポイントを設定するだけなら場所がわかればいい。そしてじっさい、この立てられたピンを目印とできることをとても重宝していた。

 

 

 なんにせよ、ルートラボのように日本のサービスではないから、グーグルマップやめました、って新着情報がどこかに記載されているのかもよくわからないし、そうだとしても読むことすら僕にはできない(英語? あるいは独語?)。

 

 そんなわけで、別のブラウザでグーグルマップを表示させつつ、GPSiesの画面とひっくり返しながら、照らし合わせてポイント設定をしていくしかないだろうか。

  ──地味に、面倒だなあ。

 

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 この事態、今だけであるといいのだけど……。